天使と侍 ── マリリン・モンローと黒澤明
マリリン・モンロー生誕100年!
1954年の東京・帝国ホテル。世紀の監督と女優は出会っていた?
歴史を紐解く傑作ドキュメンタリー・ノヴェル。
── マリリン・モンロー生誕100周年。いま明かされるモンローの死の実相と、黒澤明との“出逢い” ── マリリン・モンローに助けを請われた日本人占術師の証言と膨大な映画史研究から生まれた、歌手/作家/映画史家、遠藤突無也(えんどう・とむや)による、歴史を紐解く傑作ドキュメンタリー・ノヴェル。
1954年、マリリン・モンロー初来日。マリリン、黒澤、そして元夫のジョー・ディマジオ。3つの星(スター)の想いと運命は、ホロスコープに描かれつつ、激しく、しかし悲しく交差する。
【書籍について】
マリリン・モンロー(1926-1962)生誕100周年である2026年、マリリンへの関心が世界的に新たな高まりを見せている。アメリカ/20世紀を象徴するモデル/女優である彼女の生と死は、未だ多くの謎に包まれ、その真相を問う書籍や映画の制作は今も引きもきらない。
映画史家である遠藤突無也は、旧知の占術師が1954年に来日したマリリン・モンローに直接助けを請われ、彼女が黒澤明と会いたがっていたことを知る。占術師の証言を元に遠藤は膨大な資料の研究を行い、黒澤明がマリリン・モンローを映画に使いたがっていたこと、マリリンの死についてある種の結論が出されていたことを知る。映画史と日米戦後史を交錯させつつマリリン・モンローと黒澤明に新たな光を当てる、新たなドキュメンタリー・ノヴェルの登場である。
【目次】
プロローグ ── 1954年帝国ホテル
プロローグ2 ── ミツコの回想 2025年 箱根
1 ── 第23回アカデミー賞授与式 1951年3月 ハリウッド
2 ── 新婚旅行──モンローとディマジオの来日 ── 1954年2月 東京、広島、韓国
3 ── マリリンとミツコ ── そして黒澤明 1954年2月 東京
4 ── 宮原ミツコ──ミス資生堂が占星術を学ぶ 1961年 東京
5 ── ジョーとの離婚と三度目の夫、アーサー・ミラー
6 ── マリリン・モンローの死
7 ── ミツコの結婚──占術家・三田ミツコ
8 ── 再会 1971年 東京帝国ホテル「フォンテーヌブロー」
9 ── ミツコとディマジオの哀しみ 1975年春 帝国ホテルティー・ルーム
10 ── キャンティでの再会 1983年 月 東京飯倉「キャンティ」
11 ── マリリンとの愛を巡る対話、そして墓前へ 1990年 ロサンゼルス
12 ── 最後の再会 1994年3月 東京・樽平
13 ── 巨星墜つ──黒澤明とジョー・ディマジオの死 1999年 パリ
エピローグ ── ミツコの回想 2025年 箱根
追憶I ── 天使と侍たち
追憶II ── 21世紀のマリリン
付章『天使と侍』登場映画
参考文献
あとがき
遠藤突無也 Tomuya Endo
歌手/作家/映画評論家: 1992年より、パリで歌手活動を開始。1996年、『ツイン・ピークス』で知られる作曲家アンジェロ・バダラメンティに見出され、同氏プロデュースによりアルバム『Ruby Dragonflies』をリリース。2007年、アルバム『Un Japonais à Paris パリの日本人』を発表。同年、パリ、オランピア劇場でのコンサートを開催する。日本、欧州各地で歌手としての活動を展開。同時に映画史家として『マリリン・モンロー 100年の孤独』(さくら舎)、『日仏映画往来』(松本工房)、『L’Age d’Or du Cinéma Japonais(日本映画⻩金期)』(Carlotta Films)『パリの「赤いバラ」といわれた女―日本初の国際女優谷洋子の生涯』(さくら舎)等、著作を重ねる。
著者: 遠藤突無也
発売日: 2026/2/28
ソフトカヴァー / 168ページ
寸法: W127 × H188mm
ISBN: 978-4-909856-33-3
Cコード: 0074
価格: 2,000円+税
発売: SLOGAN
https://www.slogan.co.jp/angel-and-samurai/

